MOBILE VIEW  | 
Document View > Methotrexate (Oral) (Tablet)

Methotrexate (Oral) (Tablet)

メトトレキサート (経口)
メトトレキサート (meth-oh-TREX-ate) 血液、骨、肺、乳、頭、または首の癌を含む様々な癌の治療薬です。慢性関節リウマチおよび乾癬(肌トラブル)の治療薬でもあります。
Rheumatrex Dose Pack , Trexall

この医薬品を使用すべきでない場合:
メトトレキサートにアレルギー反応を示したことがある方や授乳中の方は、この薬を服用しないでください。妊娠中の方、肝臓病、血液系および免疫系の疾患を患っている方は、この薬をリウマチや乾癬の治療に使用しないでください。日常的にアルコールを飲む方は、どんな種類でも、必ず医師に伝えてください。

この医薬品の使用法:
錠剤

  • 癌の治療に使用される薬は、非常に強く、多くの副作用が存在します。この薬を服用する前に、すべてのリスクとメリットを十分に理解してください。治療中は、医師と密接に協力することが大切です。
  • 薬の使用量について医師から指示があります。指示された量より多く使用しないでください。 この薬に適したスケジュールは、リウマチ、乾癬、および各種の癌に応じて異なります。 例えば、リウマチや乾癬を患っている方は、大抵この薬を週に 1 回服用します。
  • ご自身の服用量と頻度を理解し、必ずこれに従ってください。薬の服用時期と頻度が分からない場合は、医師や薬剤師に相談してください。
  • この薬を週に 1 回だけ服用する場合は、毎週同じ時間に服用するようにしてください。
  • 薬を服用する予定をカレンダーや紙に書いておいてください。カレンダーや紙を見える位置においてください。薬を服用したら、カレンダーや紙でその分の日付を消してください。薬を服用することや、今後も服用する必要があるかどうかを忘れない助けとなります。スケジュールを忘れないための他のアイデアが必要な場合は、薬剤師や他の医療関係者に尋ねてください。

避けるべき医薬品および食品:
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

  • メトトレキサートと相互作用する医薬品は多数あります。これらの薬には、アスピリン、フェニトイン (Dilantin®)、テオフィリン (Theo-Dur®)、抗生物質 (ペニシリン、テトラサイクリン、Bactrim®、Septra® など)、および葉酸を含むビタミン剤が含まれています。現在服用している薬をすべて、必ず医師に伝えてください。
  • 骨の癌を患っている場合、鎮痛剤や関節炎薬 (アスピリン、ジクロフェナク、イブプロフェン、インドメタシン、Advil®、Aleve®、Bextra®、Celebrex®) またはステロイド剤 (プレドニゾンなど) の使用を避ける必要があるかどうか、医師にお尋ねください。
  • リウマチを患っている場合、リウマチの治療に使用している他の薬 (アスピリン、金、イブプロフェン、プレドニゾン、スルファサラジン、Azulfidine®、Celebrex®、Plaquenil® など) をすべて、必ず医師に伝えてください。
  • シスプラチン (Platinol®) または放射線を含む受けている癌治療について、必ず医師に伝えてください。
  • 何らかの理由でメトトレキサートを使用したことがある方は、医師に伝えてください。
  • メトトレキサートの服用中にインフルエンザの予防接種やその他のワクチン接種を受ける場合は、必ず医師に相談してください。この薬を服用している間は、ワクチンの効果がなくなる場合があります。

この医薬品の使用中の警告:

  • 妊娠中にこの薬を使用すると、胎児に悪影響を与える可能性があります。またこの薬を服用中の男性が性行為を行った結果、相手が妊娠した場合にも、胎児に出生異常が見られることがあります。メトトレキサートによる治療期間中は、効果的な避妊方法を行ってください。男性の場合、治療終了後少なくとも 3 か月間は避妊を継続してください。女性の場合、治療終了後の 2 回の月経周期まで避妊を継続してください。この薬の服用中に妊娠した場合は、ただちに医師に伝えてください。
  • 腎臓病、肝臓病、胃潰瘍、大腸炎、糖尿病、肝炎、HIV、または AIDS を患っている方、免疫系に障害のある方、血液関連の問題(貧血など)を抱えている方は、必ず医師に伝えてください。何らかの感染症を患っている方は、医師に伝えてください。
  • この薬を服用すると、日光に対し肌がより敏感になることがあります。日焼け止めを使用してください。太陽灯や日焼けサロンの利用は避けてください。 過度の皮膚の赤みや他の問題を抱えている方は、医師に伝えてください。
  • この薬の服用中は、感染症にかかりやすくなります。風邪、インフルエンザ、他の感染症にかかっている人には近づかないようにしてください。また、手を頻繁に洗うようにしてください。
  • この薬の服用期間中は、定期通院時に医師が進行状況を確認する必要があります。血液検査や他の医療検査を受ける必要がある場合があります。必ず予約した時間までに到着するようにしてください。
  • この薬を過剰に服用した場合は、ただちに医師に連絡してください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用:
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

  • アレルギー反応:かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
  • 水疱形成、皮膚剥離、赤い発疹
  • 咳、発熱、胸部痛、呼吸困難、唇または指が青い
  • 目や肌の黄変、濃い色の尿または白い便
  • 発熱
  • 吐き気、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛
  • 唇や口、のどの痛みまたは白い斑点
  • 異常な出血やあざ、脱力感

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

  • 抜け毛、頭痛、めまい

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA(1-800-FDA-1088、米国内電話番号)までご報告ください。