この医薬品を使用すべきでない場合：
この薬は、誰でも使用できるものではありません。ナイアシンにアレルギー反応を示したことがある場合は使用しないでください。

この医薬品の使用法：
カプセル, 長時間作用型カプセル, 液剤, 錠剤, 長時間作用型錠剤

• 薬は指示に従って服用してください。最も高い効果を特定するために、服用量が何度か変更される場合があります。
• 就寝時、低脂肪のスナックと共に、この薬を服用してください。胃のむかつきを抑えるのに役立ちます。
• 処方箋なしでこの薬を使用する場合は、薬のラベルに記載された指示に従ってください。
• 印の付いた計量スプーンまたは経口注射器、処方薬カップを使って経口液剤を計量します。
• 持続放出性錠剤またはカプセル：丸ごと飲み込んでください。押しつぶしたり、割ったり、噛んだりしないでください。
• 薬の説明書をよく読み、それに従ってください。質問があれば医師または薬剤師に相談してください。
• 薬を投与し忘れた場合:思い出したらすぐに 1 回分服用してください。次の服用時間になりそうな場合は、その時間まで待ち、通常の用量を服用してください。薬を飲み忘れた場合でも、それを補うために余分に服用することは避けてください。
• 薬は密閉容器に入れ、高温や直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• 食品や薬の中には、ナイアシンの作用に影響を及ぼすものがあります。次のいずれかを服用している方は、医師に伝えてください:
  
  • 血圧治療薬
  • 抗凝血剤（ワルファリンを含む）
  • スタチン薬
  • ナイアシンを含むビタミンなどのサプリメント
• コレスチラミン、コレセベラム、またはコレスチポールを使用している場合は、これらの薬を服用して少なくとも 4〜6 時間してから、ナイアシンを服用してください。
• ナイアシンを服用する前後は、熱い飲み物、アルコール、および辛い食べ物を避けてください。これによって顔面紅潮が抑えられます。

この医薬品の使用中の警告：

• 肝臓病、腎臓病、糖尿病、痛風、心臓病、狭心症、低血圧、甲状腺障害、出血性障害、または胃潰瘍を患っている方は、医師に伝えてください。
• この薬は次のような障害を引き起こす場合があります:
  
  • 肝臓疾患
  • 横紋筋変性（スタチン薬と共に使用された場合の深刻な筋肉障害）
  • 高血糖
• この薬は、めまいの原因となる場合があります。この薬の効果を十分に知るまで、乗り物を運転したり、その他の危険な行動を取らないようにしてください。ゆっくりと立ち上がって（起き上がって）ください。
• 短期間でも、持続放出性のナイアシンの服用をやめる必要がある場合、服用を再開する前に、医師に相談してください。服用量を減らさなければならない場合があります。
• この薬を服用していることを、担当の医師または歯科医に伝えてください。この医薬品は、特定の医療検査の結果に影響を及ぼす場合があります。
• 医師はこの薬の効果をチェックするため、定期的なラボ検査を行ないます。　必ず予約した時間までに到着するようにしてください。
• 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• 濃い色の尿、白い便、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、目または皮膚の黄変
• 筋肉痛、圧痛、筋力低下
• 異常な出血またはあざ

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 軽度の吐き気または嘔吐、下痢
• 顔や首、腕、胸上部が熱または赤みを帯びる

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。